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2007年8月 1日 (水)

七つの子

現在、所属しているコーラスで日本の童謡のメドレーを練習しています。

その中で、「七つの子」という曲があります。

題名でピンとこなくても

♪ からす、何故鳴くの、からすは山に~ ♪

という歌詞を聴けば誰でもご存知かと思います。

結構好きな曲なんです。
(その昔、ドリフの志村さんのギャグに使われたりしていましたね)

で、ふと思ったんです。

最近はからすははっきり言って悪者ですよね。

都市部ではゴミあさりや送電障害の原因として、農村部では害鳥として、その真っ黒い外見から気味悪がられたり・・・

でもこの曲の歌詞を読む限り、そんな印象はまったくない。

実際、地方によってはからすは神様の使いとされている神社もけっこうありますし、
(代表的なのが熊野のヤタカラスですよね)

ここからはまったくの独断なんですが、昔はからすはどうって事のない普通の鳥の中の一種だったんだと思います。

それが、環境が変わり(主に人間による開発)、それがたまたまからすにとっても都合のいいことだった。

えさは人間のおこぼれをいただけばいいわけだし、天敵である鷹、鳶は開発によって数が減った。(まあ、鳶の場合はちょっと違いますが)

そして数が増え結果、人間の生活領域とからすの生活領域に軋轢が生じるようになった。

こんなところかな、と考えます。

まあ、だからといって人間がすべて悪いみたいな事を声高に言うつもりはありませんが、

とりまく環境が変わった事によって存在自体は変わらなくても、大切にされたり、敵視されたりするんだなー、としみじみ思いますね。(これって人間関係にもいえますよね)

練習しながらそんな事を考えてしまいました。

最後に七つの子の歌詞を載せますね。作詞の野口雨情という人は明治から昭和にかけての詩人で特に童謡作詞で数多くの詞を残している方です。

歌詞にもあるようにからすの目玉ってほんとまるくて意外と愛嬌あるんですよ。仕方のない面はありますが、害鳥、害鳥と毛嫌いするでなくせめて生き物のとしてみてあげたい気がしますがいかがでしょうか。

烏 なぜ啼くの
烏は山に
可愛い七つの
子があるからよ
可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ
山の古巣に
行つて見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ

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